《MUMEI》
昔話
「おう!葵!唯!一緒に昼飯食おーぜ!?」
「うん。いいよ。」
「いいよ。
どこで食べる?」
「今日はあったかいし中庭なんてどう?」
「いいな。そうしようぜ!」
――――――――移動後――――――――
「あいかわらず唯って料理上手だなぁ。
特にその卵巻き上手そうだな。」
「そう?ありがと。
卵巻き食べる?」
「食べる食べる!
サンキュー!
お前がと俺って好みが似てるから味もちょうどいいんだよ。」
「そういえば茜と唯って二人そろって料理上手だったよね?」
「うん!でも茜のほうが上手だよ?」
「二人とも上手だと思うよ?
ただ味付けが違いすぎたから好みが違う人には不味かったかもね?」
「たしかにそうかもな。」
「そうだね〜」
こうして私達は毎日昔話に花を咲かせた。
このとき、私は葵君と斉藤君が私のクラスの一番いい男だと忘れていた。
そのせいでこの後、大変なことが起こるとは夢にも思わなかった・・・・・・・・・
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫