《MUMEI》
河童川 一太郎
休み時間〜さっきの通訳の奴と話した。


『僕は、井村(いむら)よろしくな。』


『ああ、よろしく』


『あ、のさ〜井村、委員長の事だけど…アイツ…かっ…』


『ああ〜委員長?カッコ良いよね〜足立くんもそう思ったんだ〜』


いや…河童って思ったんすけど…オレ。
てか、皆?スルー?
オレだけ?河童に見えるの?…。


アイツ〜人間なの?違うよな?


『あの…さ、委員長ってさ、河童…』


『えーーっ?足立くんど、どうして?解ったの?』
突然、びっくりする井村…。


『まさか…エスパー?』


あ、やっぱり委員長って河童なんだ、良かった。誰でも解るよな(笑)


『そうだよ、委員長の名前は〜河童川 一太郎と言うんだ。良く解ったね〜』


はい?
河童川 一太郎?
(かっぱがわ いちたろう)
てか〜人間?河童?
わかんね〜よ。

結局〜転校初日は、うやむやに終わった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫