《MUMEI》

「──ここは‥遊園地か‥?」

「そーだけど。つーか意外な反応だな」

「わざわざ隣り町まで来る事なんて、無かったからね」

「っし、そんじゃあ行きますか」

「──珠季」

「ぁん?」

「今日は‥やけに大層な荷物だな」

「ゎ‥悪いかよ」

「いや、只──気になっただけだよ」

「〜〜〜‥ほら、行くぞシズル」

「待て」

「ぇ?」

「先ずは入場券を買わないといけないんじゃないか?」

「! ‥ゎ‥分かってら」

危ねぇ‥。

コイツに言われなかったら‥

完璧忘れてたし‥。

「っと‥、高校生は──」

500円か‥。

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