《MUMEI》 ティーカップから降りて ジェットコースターやら 鏡の館やら── 色んなとこを回った。 「──ふぅ」 結構歩いたな‥。 「──珠季」 「‥ぇ」 「そろそろ昼時だけど」 「ぁぁ‥」 そーだったな──。 「さてっ‥」 どっか座るとこ──‥ ないかな‥。 「──ぁ」 ベンチあるじゃん。 あそこにすっか。 「静瑠、行こーぜ」 「‥?」 「言っただろ? 『楽しみにしてな』って」 「───────」 「ほら、取りあえず座ろーぜ」 「‥ぁぁ、──分かった」 前へ |次へ |
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