《MUMEI》 「そうだ、忘れる所だった──」 「ったく‥」 「君に注意される事になるとは、僕もあまり惚けていられないな」 「それはいーから、とにかく駅行こーぜ」 「──ぁぁ、そうしよう」 「‥なぁ」 「何だい‥?」 「あんがとな、今日──付き合ってくれて」 「お互い様だよ、前は僕が君を振り回したんだからね」 「っし──」 「?」 「ぃゃ、ちょっと気合い入れてみただけ」 まだ秘密だけど── 今度は バレンタインにチョコ作ってやろうかなって。 上手く出来るといーけどな──。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |