《MUMEI》

「っ!!!あ゛ぁ゛ー!熱いっ!」


龍音の顔、体はドロドロにまるで蝋が溶けていくように見えた。


「グゾっだれ゛っーー!!」


龍音は悲痛な叫び声を上げたまま、ゾンビのように消えていった。


紫吾は龍音が消えると銃を消し、塁羅に近づいた。


「紫吾、すげぇな!あんなに簡単にっ!」


『感動してる暇があるなら早く塁羅を連れて帰るぞ。』


「あ、あぁ、そうだな!」

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