《MUMEI》
出会っちゃったム
あー!やってもうた!あんまり安いからあれもこれもと手を出してもうて…いくら何でも重たすぎるやろ…「なー 重たそうやな!持ったろか!?」
「あーありがとうね!近くやからいいよ頑張るわ!」「そっか〜気を付けてな!」
ニッコリ笑う目元が何だかとってもかわいい…イケメン高校生って感じやな。
息子にひとりこんな子がいたら華やぐやろな…なんて思ってしまいました。
大阪という所は、 わりと誰にでも優しい所で、
私みたいなたよりなさげなちっちゃいおばちゃんは、しょっちゅう声をかけられる。
珍しい事でわないのです。

ところが、明くる日も、スーパーに行くと、
「おーい!又会ったなぁ!」って、ニッコリ顔が目の前に…
「ありゃりゃ!ほんまやな!この辺の子か?」
「うぅん。友達の家がすぐそこやねん。」
「ほんまに〜暗くならんうちにはよ帰りや〜!」
「そんなん別にいいねん!」少し口をとんがらして言う。
「なぁ…名前なんて言うん?」
「あゆみ。ありふれてるやろ?」
「うぅん じゃあ
あゆみちゃんって呼ぶわ。」
なんか 久し振りやわ…なんか 若返ったみたい。
「あんたの名前は?」
「たいき」
「たいき君か…」「なーあゆみちゃん。」
甘えるように覗き込んでくる…
あーそんなに近くにこんといてくれ〜!「お茶せぇへん?」
「うーん…少しやったら…」
「じゃあ 行こう!」 わたしの手をとって歩き始めた。
えっ!何年ぶり?若い子と手をつなぐなんて…何だかドキドキするヌ
えっ?何で?



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