|
《MUMEI》 あれから３週間。 「よう、包帯取れたのな」 「ぁぁ‥、もう殆ど直ってるよ」 「大した事ねーとか言って、包帯取れるまで３週間もかかったじゃんか」 「ぃゃ、だからそれは‥、というかもうとっくに治って‥」 「隠そうったってムダだぜ」 「かっ‥隠してなんかいな‥」 言いかけた静瑠の額を ペシッと叩いてやった。 「‥！！！」 「ほら、まだ治ってねーじゃん」 「て‥手荒いな‥」 「治ってもいねーのに治ったとか言うからだ」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「静瑠‥？」 ちと‥ やり過ぎたか‥？ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |