《MUMEI》
手を繋いで
『や、あの…それって…間接チューだよな(赤々)』


『!!(赤々)あ、僕…そんなつもりじゃ…』


うわ〜恥ずかしいよぅ〜。ドキドキが止まんない…。


『か、帰ろうか?ヒデちゃん』


『う…うん、そだな。』


店を出て〜ヒデちゃんの手が自然に僕の手を握る。


『ヒデちゃん…』


『こうしてたら、はぐれないだろ?』


『うん…』
恥ずかしいけど〜繋いだ手から、優しい暖かさを感じた。


ポツ…ポツ…
『あ…れ?雨が…』
雨粒が、段々激しく降って来た。


傘のない二人は、シャッターの閉まった店の軒下で雨宿りをした。

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