《MUMEI》
僕は救われた。
神様が与えてくれた。
求めれば与えてくれる。
神様は皆のもの
僕のでは、ない
悔しい
彼の全てを理解する為に
部屋に盗聴器を仕掛けた。
どうやら、来るものは拒まず受けていくようだ。神様に、なんて、無礼なのだろうか
そして アイツの存在があった。
どんな形であれ、彼にこんなにも思われていることが憎い。
僕を見て
僕だけ見ていて
あの白い肌に触れたくなる一種の麻薬のように
見ていると
欲しくなる、吸い取られる
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