《MUMEI》

「はぁ‥」

「食べないのか」

「食うよ。食わねーなんて言ってねーだろ」

「にしては、箸が止まっているけど」

「オマエは何で平気なんだよ」

「教室での事か?」

「それ以外に何があんだよ‥」

「気にする必要は無いんじゃ無いか?」

「気にするよっ。オマエどんだけ脳天気なんだよ」

「僕は脳天気な訳じゃ無いよ、あまりそういう事を気にしないというだけさ」

「〜〜〜〜〜〜‥」

相変わらず‥

言う事だけは

いっちょ前なんだから‥。

「あッ、てめ‥それまで盗んのかよ!?」

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