《MUMEI》 総力戦海南クラブが3戦目で若干の苦戦を強いられている頃、 赤高の3戦目も始まっていた。 「ゆっくりでいいです!! 雑にならないように気を付けましょう!!」 「おぅ!!」 外での試合に慣れない赤高。 焦りから気持ちが空回りし、 攻撃が雑になっていた。 椎名の一言で落ち着きを取り戻し、 セットプレーからの攻撃。 「ザザッ!! ザーッ!!」 (くそ… 超滑る…) 日高がフェイントをかけるが、 思うように足が動かず、 体勢が崩れる。 が、 なんとかユキヒロにパスを通し、 そのユキヒロが1対1を仕掛ける。 「ザッ… ザ… ザザッ!!」 「ナイスイン!!」 ディフェンスを抜くユキヒロ。 「くっ…!!」 シュートに移ると同時にフォームが崩れる。 打ちづらい状況であった。 「ナイッシュー!!」 しかし、 強引にシュートを打ち、 得点を決める。 「OK!!OK!! 4対1だぞ!! ディフェンスしっかり行こう!!」 前へ |次へ |
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