《MUMEI》

「そうだね、帰ろう。」

そして、私達は教室から出ようとドアに手をかけた。


「!!なんで?なんで開かないの!?」

「えっ!?嘘っ!!」


そんな…

まさか…


楓は諦めずに、何度も体当たりをしたり、ドアを外そうとしていた。

しかし、ドアはびくともしなかった。
楓が疲れきって、床に座りこんだ、その時…


    ブーン…


いきなり、教室のテレビに電源が入った。

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