《MUMEI》 柿本時雨は生徒会室に向かうため一階渡り廊下を歩いていた。 右側の方から声が聞こえてきた 「モテモテの生徒会長様が一人で歩いてるぜ」 声のする方を振り向いてみる そこには、5、6人の男子がいて、こっちを見て笑っていた 「大好きな弟君は一緒じゃないのか」 いま話掛けてきたのは、芹沢賢治 彼は、風紀委員長でみんなに酷いことをする、サイテーなひと 前へ |次へ |
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