《MUMEI》
知らない人のノート
あなたは人の秘密(決して知っていけない秘密)をしってしまったことはありませんか? 俺は誰か知らないけど、ある人のとんでもない秘密を知ってしまった。 秘密は、俺のカバンに入っていた(多分ノートの持ち主が間違えて俺の机に入れたんだと思う)ノートのせいだ。そのノートにはそのノートの持ち主のとんでもない秘密が書かれていた。俺は何も知らずにそのノートを読んでしまい、現在では、クラスの全員が怖いと思うようになってきた・・ ―1年3組の教室―――― ひとりの生徒が、机の中の教科書、ノート類を取出し、バッグに入れていた。 「ヤバい!もうこんな時間だ!」 その生徒の名前は、欟川・菫(つきかわ・すみれ)。 彼は塾の道具を学校に忘れてしまい(宿題が終わらなかったため、学校に塾の道具をもってきてた)、急いで学校に戻ってきたのだった。 菫は慌てていたので、塾道具以外の教科書、ノートもバッグにぶち込み、バッグのチャックを閉じて、急いで教室を出ていった。 ―欟川の家・菫の部屋―― 菫は机の上にバッグを置いて、中から塾へ持っていく道具を探して机の上に積み上げた。 「ん?おかしいな、数学のノート忘れたのかな?」 菫はバッグの中を探っても数学のノートが無かったので、代りのノートを(1番最初に目についた)取って、塾の道具と一緒に塾バッグに入れた。そしてそのバッグを背負って部屋を出ていった。 ―塾―――――――――― 菫が塾に着いたときはすでに授業は始まっていた。 「おい、欟川!授業始まって何分してるとおもってるんだ!」 先生が怒鳴った。 菫は「すいません」といって、自分の席に座った。 菫は塾バッグから急いで勉強道具を出そうとした瞬間、数学のノートの代りに持ってきたノートが目にとまった。 菫はノートをバッグから出して、ノートをじっと見てこう思った。 〔え、何このノートおれのじゃねーじゃん!〕 菫は〔まっ、今使えればいいや〕と思って、教科書と筆箱をバッグから出して机に置き、ノートを開いた。 開いた瞬間、菫はビックリした。 そのノートの1番最初のページ《ボクノアイノノート》と書いてあった。 菫はそれを読み、〔何このノート、誰のだよ、愛のノートとかきもいよ書くこと〕などと思って、白紙のページを探した。 しかし、そのノートには白紙のページはなかった。 菫はノートに書いてある文字を消して授業内容を書こうと思い、最後の方のページを開いた。 そして、書いてある文字を消そうとしたその時、菫は読んではいけない文を読んでしまった。
前へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫