《MUMEI》 ヴェルはノアを守るように兵士達の前に立ちはだかり威嚇する 「お前らの戦にノアを巻き込むな!!」 ヴェルの雄叫びに兵士達は恐怖に顔が引きつっているが国と自分の家族の命がかかっているため引かなかった 「ヴェル、王都に行こ…」 「なぜだ…戦は嫌いなのだろう?」 「嫌いよ…でもこの国が侵略されてこの森が無くなる事の方が嫌なの…」 「わかった…ノアは我が守ろう」 「ありがとう…ヴェル、では行きましょうか」 「ノア殿…感謝いたします…」 兵士達はノアに頭を下げた 「ノア我が背に乗るのだ」 ノアは頷いてヴェルの背に乗った そして王都へは兵士達が先導してそれを追いかけるかたちで向かい夕刻頃に王都に着いた 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |