《MUMEI》

翌朝王都の宿に泊まっていたノアとヴェルのもとに兵士がやってきて銀狼王シバの居場所を告げた

「ノア殿…銀狼王は北の地にある銀王山と呼ばれる山に住んでいるとのことです」

「そうですか」

「ノア行くか?」

「ヴェル…行こ」

ノアはヴェルの背に乗って北の地にある銀王山を目指す
そしてノア達が王都を発ってから5日が過ぎてノア達は小さな村についた

「ここが国の境目ね銀王山まではまだまだだね…ヴェル今日はここで休もう」

「わかった」

ノアとヴェルは宿の部屋で休んでいた

「ヴェル…ごめんね…」

「何を謝る?」

「こんな事に巻き込んだうえにずっと走らせて…」

「気にするな、そなたと一緒にいれることが我にとって幸せなのだ」

その言葉を聞いたノアはヴェルに抱きついた

「どうしたのだ?」

「有難う…ヴェル…」

そしてノアとヴェルが眠りについたとき幾人かの人影がノアとヴェルの部屋に入ってきた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫