《MUMEI》

「にしても‥変わった食いもんだよな、コレ」

「ぇ、ぃゃ、それは‥」

その‥、ちゃんと作れば美味しくなるかと‥。

「どーした?」

「ぉ‥お湯もらってきますっ!」

「なッ‥オイ‥!?」

「すぐ戻りますからーっ」

教務室に行って来るだけなら、そんなに時間はかからないはずですし‥っ。

「──すみませんっ、ポットお借りしますッ」

借りたポットを持って、また屋上に戻って来ました。

「須藤君、こ‥これ使って下さい」

「‥ぁ? 何だソレ」

「ぉ‥お湯ですけど──」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫