《MUMEI》

あれから2日。

私は、須藤君の意外な行動を目撃してしまいました。

「須藤君、な‥何してるんですか‥?」

「ぁ? 湯入れてんだよ。見て分かんだろ」

「な‥何でですか‥?」

「ラーメンそーやって作るっつったのテメーじゃねーか」

「は、はい‥でもそれは‥」

お菓子のラーメンですよね‥?

「それはそのまま食べていいんですよ?」

「‥!?」

「ぇ」

「テメー、そーゆー事は先に言えよ」

「は‥はいぃっ」

「‥何で謝んだよ」

「ぇ‥?」

だってさっき──‥。

「‥‥‥冗談だっつの」

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