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《MUMEI》 「じょ‥冗談‥？」 「だってテメー、オレがコレ持って来てんの知らなかったろ」 「ぇ、ぁ‥ハイ」 「だから別にテメーは悪かねーよ」 「───────」 「‥ぁ、そーだ」 「？」 「ほら」 「──ぇ」 飴ですか？ リンゴ味の──。 「も‥もらっていいんですか？ これ」 「‥やるから渡したんだろーがバカヤロウ」 「ハ‥ハイ、ありがとございますっ」 須藤君に、飴もらってしまいました──。 でも、今食べちゃうのは勿体ないから、ポケットにしまっておく事にします。 前へ |次へ |
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