|
《MUMEI》 村に戻ってきた村人は一匹の銀狼を見て驚きを隠せないようだった 「あんた…まさか銀狼を操って…」 村人の一人がそう言ったのをきっかけに村人たちはﾉｱが操ってやったのだと思い込んでﾉｱを責め始めたそしてついにｳﾞｪﾙが怒りをあらわにした 「これ以上ﾉｱを侮辱するなら…貴様らの首を噛み砕いてやる！！」 ｳﾞｪﾙは雄叫びをあげながら村人たちに突進した 「ｳﾞｪﾙ、止めて村の人たちは悪くない」 村に食らいつこうとした寸前の所でｳﾞｪﾙは動きを止めた 「ｳﾞｪﾙ行こ…」 「ﾉｱ…我が背に乗れ」 「うん…」 ｳﾞｪﾙはﾉｱが乗ったと同時に走り出し村を後にした 「ﾉｱ、大丈夫か？」 「うん…大丈夫だよ…」 「ならいいが」 「銀王山の場所はその子が案内してくれるって」 「うむ」 銀狼の後を追い掛け る形で銀王山に向かうのだった 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |