《MUMEI》

「お、やべっ」


急いで家をでる。
駅までダッシュ。

最前車両にのるくせは変わらない。

いつもどうりの顔ぶれ。

「まにあった・・・」
5駅向こうの学校に向かう。
電車を降りると


『あ・あの!!!!!すいません!』

誰かに呼び止められた。
振り向くと懐かしいあいつ。


・・美菜子・・・・


そうだ!俺このあと告白されて、かわいいから付き合ったんだ!

んで半年後
浮気されて、キレたら
“あんた本命だと思ってたの?“

って言われたんだ!!!!


こいつ!!!!!!


「なに?」

『あの・・・いつも電車が同じで、かっこいいなぁって思ってました!よかったら付き合ってくれませんか?』
きたーーーー!!!!!


あんな思い二度とするかよ!!!

「君、本命いるんだろ?俺意外に一途だから浮気するやつ嫌いなんよ。」

美菜子は口をあんぐりあけてる。
きっと本命の友達なのかもとか思ってんだろな。

『もしかして、たけしの友達??なら絶対このこといわないで!』

美菜子は半分なきながらすがりついてきた。
はっはは!!!!
ざまあみろ。


でも、美菜子。

Hの時の顔たまんなかったなぁ・・・・・


もったいなかったかな・・


いや!!!!!
違う!!

人生やりなおすんだ!

振られたあとどんなけ泣いたか!!!!!!



青春だ・・・


いいなぁ・・・・・・

こういうの。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫