《MUMEI》
振られた葛城
その頃〜1年生の教室で葛城 秋水は、ため息をついていた。


『ハアァ…ア!』


『ん?葛城〜どうしたんだ?今日は東先輩と帰らないのか?』
クラスメイトが聞いた。


『んー僕ね、振られちゃったんだ!』


『ほー、なんで?』


『東先輩〜大切な存在に気付いたんだってさ〜、

自分が自分らしく居られる場所を作ってくれる人にさ…

参っちゃうよね?鈍感なんだから…』


『で〜葛城は、失恋って訳か?慰めてやろーか?』


『え?』


『オレで良ければ…』


こちらにも恋の花が咲きそうでございます(笑)

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