《MUMEI》 もう少しこのままで『あ、あのさ…総一郎?オレは、お前の事が……ウグッ…』 世良は告白しようとしたが〜総一郎に手で口を塞がれた。 『世良?もう少しだけ、お前の優しさに甘えさせて? 今の関係のままで…』 そう言って総一郎は世良を見た。 『チェッ…解ったよ、総一郎〜でもあんまし待たせんなよ?』 グイッ… 口を塞いでた手を引っ張り、総一郎の身体を引き寄せる。 『おわっ!んーっ!』 総一郎の唇にキスをした。 『せ、世良ーっ!』 総一郎は真っ赤になって叫んだ。 …総一郎〜これ位は大目に見てくれよ?ずっと、遠慮してたんだからな…。 『総一郎〜真っ赤だぞ(笑)』 『うるせー、バカ世良!』 二人で〜顔を見合せて…笑った。 もう暫くは〜このままの関係が続く二人であった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |