《MUMEI》 【SEIYA】 私をテーブルに連れてきてくれたのは、そう書かれた名札を付けていた。 真っ黒な髪に、青いビー玉みたいな目。 その目は、シャンデリアの光を受けて──まるで星が散らばってるみたいにキラキラして見える。 セイヤって──聖夜って書くのかな、ひょっとして‥。 「──お待たせ致しました」 「‥ぁ」 早速、運ばれてきたみたい。 お菓子の家を象ったこのお菓子──クリスマスシーズン限定のスイーツなんだとか。 見てるだけでも楽しい。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |