《MUMEI》
河童笛の威力
暫くして〜玄関のチャイムが鳴った。


カチャ…
ドアを開けると〜そこには、河童川!
てか、ハヤッ!
河童笛の威力、スゲェな?携帯より早いって……。


『クワークックッ』


『お邪魔しまーすって言ってるわよ(笑)』


『うん、上がれよ。オレの部屋に行こう!』

『クワ〜!』
河童川が嬉しそうに鳴いた。


遅れて〜井村が到着した。


『早いな、河童川。』

『クワ?クックックゥ…クェ?』


『なんだよ、お前が遅すぎるって(笑)悪かったな。』


当たり前に会話が成立してるからスゲェよな〜。感心するオレ。


オレも河童語〜理解したいよな。井村、教えてくれるかな?


そんな事をボンヤリ考えていた。

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