《MUMEI》
大事な時間
『生徒会長と何の話だったの?ヒデちゃん。』


『あーっ、なんか今度の生徒会役員に立候補しろって、シツコクてさ〜。』


『ふ〜ん、ヒデちゃん、やらないの?向いてそうだよ?』


『や、だって…役員なんてやったら、タカちゃんとの時間が無くなっちゃうから…オレ、嫌だからさ!』


『ヒデちゃん…』


『タカちゃんは〜オレとの時間無くても平気なの?』

真剣な顔で聞いて来る神品に…


『あ、僕も…ヤダ、よ。会う時間が減るの…』


赤くなりながら、答える隆だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫