《MUMEI》

ノアとヴェルは銀狼王シバのもとに着いた

「あなたが銀狼達の王、銀狼王シバ様ですね」

「左様、何の様だ」

「あなたを助けに来ました」

「何だと…人間の小娘がずにのるな!」

「ヴェル!!」

ノアがヴェルの名を呼ぶと、ヴェルはシバを上回る速さでシバの体に牙を突き立てて行ったそしてノアは一匹の銀狼の牙で自分の腕を切らせてシバの口の中に腕を突っ込んだ

「まだ血の契約はしてないみたいね…」

「ノア、止めろ…血の契約はそなたの魂に負荷がかかるぞ」

「知ってるよ…でも助けるには…シバを解放するにはこれしかないの!」

「わかった…」

「ありがとう…ヴェル」

そしてノアは血の契約をシバと結ぶ

「我が体より流れし命の対価よ…銀狼王シバの命と交わり契約を結べ!」

ノアが契約の言葉を言い終えるとノアとシバはその場に倒れた

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