|
《MUMEI》 「約束してくれるでしょ？」 皐月は私を真っ直ぐに見ていった。 皐月の目を見て、邪な考えを持っているとは思わない。 だけど、なんか怖い。 「ねぇ、皐月？ なんで何も言ってくれないの？」 どうしよう。 早く返事しないと…。 もう、これ以上黙っていられない。 楓と『約束』をしよう。 私は思い切って言った。 「もちろん、約束するよ？」 楓はにんまり笑った。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |