《MUMEI》 「──胡桃ちゃん、来ましたっ」 インターホンをならすとほぼ同時に、玄関の扉が開いて、胡桃ちゃんが抱き付いてきました。 「ほんとにありがとっ」 「スー君に何かあったんですか‥?」 「ぅ‥うん。来てっ」 胡桃ちゃんは私を2階のお部屋へ連れて行きました。 そこには‥。 「スー君っ!?」 「‥るせーな。‥頭に響くだろーがバカヤロウ‥」 「どっ‥どどどどうしたんですか!?」 「‥熱」 「風邪ですか‥?」 「‥知るか」 「ぉ‥お医者さんに‥」 「‥ぃぃ」 「よ‥良くないですよっ」 「いいっつってんだ‥!」 「‥!?」 「ちょっと兄貴ッ」 「‥何でテメーはコイツ呼んだんだ‥」 前へ |次へ |
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