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《MUMEI》 リンゴの兎をお皿に並べて、私はそれを持ってまた２階へ戻って来ました。 「スー君、リンゴお待たせしました♪」 「‥おせーよ」 「ぅぁっ‥すいませんっ！！」 「‥オイ」 「？」 「‥食わせろ」 「ぇ、ゎ‥私がですか‥？」 「今ここにはテメーしかいねーだろ」 「ぇ、ぇぇぇ‥」 いきなり過ぎじゃないですか‥？ とはいえ、拒否は出来ませんが‥流石に‥。 「じゃ‥じゃあスー君、あーんして下さい」 「‥‥‥‥‥‥‥」 開いたスー君の口に、リンゴの先っぽを入れてみました。 「──どうですか？」 前へ |次へ |
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