《MUMEI》

スー君、デート行く気でいますけど‥具合大丈夫なんでしょうかね‥。

「‥? テメー何ボケッとしてんだ」

「きゃあ!?」

ビ‥ビックリしました‥。

「スー君、ぉ‥脅かさないで下さいよ‥」

「脅かしてねーよ、テメーがいきなりビビって──」

「ほら兄貴、早く座りなよ。ご飯冷めちゃうでしょ?」

「〜〜〜‥クルミ‥相変わらずテメーは‥」

「はいはい、座った座った♪」

「‥ち」

鬱陶しそうに、スー君はクルミちゃんの手前に座りました。

「‥オイ、テメーも座れ」

「ぇ、ぁ‥ハイっ。‥ぁ」

そういえば‥スー君達のご両親はまだ帰って来ないみたいですが‥。

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