《MUMEI》
裸体チェック
(な、何か…ものすごい、迫力なん、ですけど)


無駄な肉が全くなく、妙に色気がありまくる大さん


ガッシリしているとは思っていたが、予想以上に筋肉がついた、逞しい、秀さん


…二人に共通している


立派な、下半身


「俺、ヤバくないですか?」


脱ぎ終わった俺は、思わずそう質問していた。


「…ヤバい」

「…だな」

「や、やっぱりですか!?」


自分の白くて貧弱な体を、俺は思わず抱き締めてしまった。


「俺達は平気だけどね」

「中の連中には、刺激強いだろ」

「…は?」


(どういう、意味だ?)


「…兄貴」


首を傾げていると、秀さんが大さんを見た。


「つまりね」


大さんは、爽やかに


「田中君の透き通る白い肌とか、ピンクの乳首とか、細い腰とか具合よさそうなお尻とか、可愛いアソコを見て、中にいる連中が勃起したり暴走したら大変だって意味。

俺は経験値高いし、秀は想い人以外興味無いからいいけどね」


…と、極上の笑顔付きで言った。


「そう言うわけで、田中君は特別に腰タオル許可するし、俺達が責任持ってガードするね」

「これ以上身内が男に走ったら困るしな」

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