《MUMEI》 出ていくなら今だと思った。まさかバイトの行く途中で見掛けてしまうとは。 近道をしようと辺鄙な所を行ったのが悪い。 壁の隙間から廃工場の中へ入っていく所を見てしまった。 戸締まりは廃工場なだけあって、杜撰だった。安易に侵入できた。軽い、スパイ気分が味わえる。 復讐か……? そりゃあ、あんなことされればなあ……。 ああ、バイトの時間が……、あの背中に当たってたのナイフ……だよな。ていうより、今行かないと斎藤が 燃える、 前へ |次へ |
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