《MUMEI》 「あっ、あれ最初に乗ったジェットコースターですよ♪」 「見りゃ分かる」 「ほらっ、ティーカップです♪」 「だから見りゃ分かるって」 「〜〜〜〜〜〜‥」 「何でいじけんだよ」 「もうちょっと反応して下さいよ‥」 「してんだろ」 スー君は鬱陶しくなったみたいで、溜め息をついて窓の方を向いてしまいました。 「スー君‥?」 返事は‥帰ってきません。 私──怒らせちゃったみたいです‥。 「スー君、ごめんなさ‥」 「怒ってねーよ、別に」 「ぇぇ‥」 そう言ってますけど、目がちょっと恐いんですが‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |