《MUMEI》

汽車から降りて、また別のアトラクションの前に来ました。

「こ‥これは何ですか‥?」

「知らねーのか‥? こー、ガーッと上に上がって落ちるヤツ」

「!?」

何ですかその恐そうな感じ‥。

「ま‥ま‥ま‥まさか、乗るんですか‥?」

「ったりめーだろ」

「ぇぇ‥っ」

本気ですか‥?

「私も乗らなきゃダメですか‥?」

「乗らねーのかよ」

「だって、こんなの乗ったら死んじゃいます‥っ」

「んな事あったら、とっくにこれ使用禁止になってんだろ」

「そっ‥そそそそうですけど‥っ」

でも私‥恐過ぎて死んじゃうかもです‥。

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