《MUMEI》 暫く、お土産屋さんの中で雨宿りしてたんですが‥。 「止みませんね──‥」 「しょーがねーだろ、天気は変えらんねーんだから」 「どうしましょうか?」 「さぁな──」 「むっ‥何ですかさっきからっ」 「何がだよ」 「せっかくの初デートなのに‥」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「何で黙るんですか‥?」 「うるせぇ」 「なッ‥」 うるさいって‥。 「スー君だってうるさいじゃないですかっ」 「テメー程じゃねーよ」 「むぁーッ」 「‥意味分かんねーし」 そう言われて、カチンときてしまいました。 「もういいですっ。スー君なんか知りませんっ」 「ふん、勝手にしやがれ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |