《MUMEI》

『――――――――…………。』



暖かな白熱灯の明かりに照らされ、闇の中に浮かび上がる逞しい萩原の裸身……



加奈子はその背中に、睨み合う"龍虎"の彫り物を見てしまった…。



『あ〜ぁ、見られちまったなぁ…


…もう少し内緒にしとくつもりだったのになぁ…。』



萩原は、含みを持たせた笑みをこぼすと、乱暴に加奈子の腕を引き寄せた。



『!……………………。』



絶句する少女の上に……



善人の仮面を脱ぎ棄てた男が覆い被さってきた………。

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