《MUMEI》
ぇ、まだ踊るんですか?
「んん‥?」

お城‥でしょうか?

「わぁ‥」

大きいです──。

「行くぞヒメ」

「はい‥?」

ヒメって私の事ですか‥?

「あの、何を──」

「オレが王子なら、オマエはヒメだろ」

「ヒメ‥?」

「‥で」

「‥?」

「オマエ、踊り出来っか」

「へ‥?」

踊り‥?

「ゎ‥私全然ダメですよ!?」

というか何でそんな事──。

「ぅゎっ、ちょっと待って下さ‥」

抵抗しきれなかった私は‥お城の中に引きずり込まれてしまいました‥。

「‥ゎ‥」

何だか本当のお城みたいです──。

でも一体、ここで何を‥?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫