《MUMEI》











『美紀。
僕今からチャリで日本一週してくる。』


『…は?


何言ってんの?


無理に決まってんじゃん。』


『や、


だって夏休みだし。


30日もあればなんとかなるっしょ。』


『いやいやいやいや!!
無理だし突然だし!!』


『やってみなきゃわかんないじゃん。


それにさっきやろうって決めたから、


突然なのもしょうがない。


てな訳だから。


当分遊べない。


悪いね。


じゃ。』


『じゃっ…て。
お〜い。』


















「えっ!?」


「残念。」


「45だ!!」


「ど〜ん!!」


「ナイッシュー!!」








「何今の?」


「ふざけた様子で凄いことするね…」


「余裕なんじゃない?」


「かなぁ?」


「だと思うよ。」


「おっ!!


美紀。


今のは経験者っぽかったぞ。」


「そう…?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫