《MUMEI》
丸く収まる
『総ちゃん…ヤダ!離して…僕は〜ドジでお荷物だけど…ヒデちゃんの傍に居たいんだ…』

総一郎の腕を振り払って神品の方へ走り出す隆。


『タカちゃん!ごめん…オレ、バカなヤキモチ妬いて…タカちゃんを傷付けて…』


『ヒデちゃん!ううん〜僕こそ、こんなでゴメン。迷惑ばっかりで愛想尽かすよね?』


ギュウ…
抱き締め合う二人。


そんな二人に気付かれない様に〜その場を立ち去る総一郎。


『よっ!お疲れ様、総一郎。大丈夫か?お前…』


『ああ…世良、ダメ…凹んでるよ?慰めて…?』


『おう!任せろ。』
そう言って総一郎の背中を撫でる世良。


…な〜んてな、世良。実は前ほど〜凹んで無いんだ。多分…世良、お前のお陰だよ(笑)

でも〜折角だから甘えさせて貰うからな…


何気に甘えん坊な総一郎でありましたとさ…。

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