《MUMEI》 あの詩、 その子が好きだったの‥? 先生があの詩を好きなのは‥ その子が好きな詩だったから‥? 先生はその子の事、 どれ位好きだったんだろう‥? 「───────」 「ま、あの子とは結局──付き合いはしなかったんだけどな」 「何で好きって言わなかったの‥?」 「ぃゃ、だって何か──言いにくいだろ?」 「‥‥‥‥‥‥‥」 確かに。 あたしも先生の事言えないか‥。 「佐原は?」 「は、い‥?」 「恋愛とか──」 「なッ‥」 してますよ、 そりゃ──。 それも、 すぐ目の前の人に──‥。 前へ |次へ |
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