《MUMEI》

〆華は「柳の短冊」を取るものの、山札からの返しは「紅葉に鹿」だった。



それは場に据え置かれる…。



二人の視線が、一枚の「紅葉」に注がれると、菖蒲の間に緊張の糸が張りつめていった…。



この札…「鹿」は、兼松には「猪鹿蝶」を…



〆華には「青タン」をもたらす可能性を秘めている。



一枚の「紅葉」を挟んで対峙する男と女の真剣勝負は、息詰まる膠着状態の様相を呈していった…。



゚・:*:.。*。.:*:・゚*゚・:*:.。*。.:

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫