《MUMEI》

「じゃ、ミオ姉またねっ♪」

「ハイ、次は胡桃ちゃんのお誕生日に」

「うん、ぁ──来てくれるだけでいいからね?」

「心配無用ですよ♪」

「ぇ?」

「楽しみにしてて下さい、胡桃ちゃん♪」

「ミオ姉?」

「ではっ、失礼しま──」

「待てよ」

「?」

「──ほら」

「ぇ、これ──何ですか‥?」

「後で食っとけ」

「さっきのフルーツポンチ‥?」

「いーから持ってけよ鬱陶しいな‥ッ」

「──ありがとうございますっ♪」

「だぁーっうるせぇッ。とっとと失せろっ」

「ハイっ、じゃあまた♪」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫