《MUMEI》
変なキノコの正体
オレ達は色の綺麗なキノコは毒キノコだって知ってたから〜井村の集めた赤や黄色のキノコは捨てた。


『なあ〜河童川の変な色のキノコ…どうする?』


『うーーん?いいや、入れちゃえ!』


ポチャン…
鍋の中の汁がみるみる変な色になった…


『あ゛…』


『これ…大丈夫かな?食えるのかな…』


『でも、なんかいー匂いしてるよ…』


『えーい、食べちゃぇ!』


パクパク…モグモグ…ゴックン…


『なんだ!美味しいじゃん…』


皆で完食した!
異変が起きたのは〜暫くしてから…


『河童がカッパライをした〜』

『猫がネコんだあ〜』
『関取がセキトリ(席取り)をしたあ〜』

『布団がフットンだあ〜』


サム〜イオヤジギャグの応酬…


俺たちの食べたあの変な色のキノコは…


『妄想オヤジ茸』
と言うキノコで、食べるとオヤジギャグを連発するサムイキノコだった…。

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