《MUMEI》

美樹の話しによると
元彼…今は刑務所らしい… 
両親も他界してて、お祖母ちゃんが住んでたけど…
…他界したらしい
 
こんな所に隠していたなんてな…
 
さて、どんな、内容か…
楽しみだな…
 
 
隠れ家に着いたのは、
AM0:30を過ぎた頃だった
 
早速、中身を拝見
 
雅治「何?…これ…?」
 
美樹「愛ちゃんのセーラー服」
「佳祐の指紋、付いてるよ」 
 
……使えない、女だなぁ… 
雅治「これは?」
 
美樹「愛ちゃんの実家のアドレス」
 
見ればわかるよ……
 
何になるっての、これが… 
下らない物が沢山あった… 
雅治「これで、戦うつもりだったのか?」
 
美樹「…うん…」
 
雅治「お前が死んだら、世に出るってのは…この置き手紙か?」
 
美樹「…うん…」
 
元彼に…『私が死んでたら、このネタ使ってお金にしてね、怨みはらしてね、美樹…』
 
まぁ、あてにはしてなかったが…
酷い、…まったく、証拠にもならねー…
 
嘘つくときは、頭がまわるのにな…この、バカ女は… 
雅治「ん!何、このDVD…」
 
美樹「あっそれ、一番証拠になるかも…」
 
俺は、DVDを再生させてみた…
 
佳祐と、美樹、それに、愛が3PしてるDVDだった
 
3P……いや…愛は、…レイプに近いな…
 
美樹「…酷いよね…処女とやりたいからって…」
 
佳祐は、愛を犯し、美樹に撮影させてた…
 
処女喪失の瞬間を…
 
愛の膣から、精液が垂れだす…赤い物が混じりながら…
 
その後、佳祐は、愛のアナルも犯してた…
力任せに、…
 
暴れる、愛を、ねじ伏せながら…
 
2つの穴を犯した後…
 
美樹に、愛の穴を舐めさせ、レズプレーをさせてた… 
俺に言わせれば、美樹も同罪だ……
 
雅治「確かに、これは、多少使えるな…」
 
美樹「ね、破滅させられるでしょ」
 
雅治「破滅は無理だよ」
 
美樹「えっ?」
 
雅治「こんなんじゃ、破滅しないよ…」
 
美樹「……」
 
雅治「仮に、これで、愛が自殺した原因だと、立証されても…入って1年…」
「執行猶予かもな…」
 
美樹「…」
 
雅治「佳祐の権力の座は、揺るがないよ…」
 
美樹「そんなぁ…」
 
いつの間にか為口の美樹… 
教育する必要があるな…
 
雅治「何かの約にはたつだろう…」
 
そう言ってDVDを止めた
 
冷蔵庫からビールを出す
 
美樹が不安そうな顔をして、俺の後に付いてきた
 
美樹「どうしよう…私、消されちゃう…」
 
美樹にビールを手渡した
 
美樹は、シンクにビールを置き

美樹「ねぇ、どうしよう」 
俺に助けを求めた

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