《MUMEI》 「うんっ♪」 「未桜、昔からそれ好きだもんね──ミルクセーキ」 「胡桃ちゃんも好きだといいなぁ──」 「大丈夫よ♪」 ポンッ、と私の肩を叩いて、お母さんは夕飯の支度を再開しました。 「ぁ、せっかくだから胡桃ちゃんにも一緒にご飯食べてもらわない?」 「ぇ──」 「ね♪」 「でも、それなら林檎君も──」 「じゃあ、須藤家の皆さん全員呼んじゃいましょっか♪」 「ぇぇぇぇ‥?」 お母さん‥大胆‥。 「そうしましょっ。ね、未桜♪」 「ぇ、ぁ‥うん、連絡してOK出たら、ね」 前へ |次へ |
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