《MUMEI》 林檎君のお部屋に、半ば無理矢理連れ込まれてしまった私‥。 「林檎君、あの──‥」 「ぁ?」 「ゎ、私っ、その‥っ」 「何もしねーっつってんだろ」 「───────」 「オイ」 「ハイっ!!」 「こっち来て見てみろよ」 「?」 「来いってば」 「ハイっ、すいません!」 でも何で窓辺に‥? 「ぁ‥」 お月様です──。 「綺麗ですねー♪」 「ったりめーだろ」 「ハイっ、すいません‥」 「なぁ」 「はぃ‥?」 「あんがと、な」 「ぇ」 「『ぇ』じゃねーよっ、あの変なヒツジの礼に決まってんだろーがッ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |