《MUMEI》 会議室にまた静寂が戻りはじめるとスクリーンには石の巨大な画像や…その解像された断面…分析結果等が現れた…。 ライアンズが咳をきった… 「…皆さん…お静かに願います……ご覧のとおり このほぼ球状をした多面体の物質はその直径が最大で9.88センチメートル しかもその表面の約15%は 鉄やニッケルまたマンガンにイリジウム等で構成されていました… 落下した地面や地下辺りからも…そのような非常に細かい破片が幾つも見られた点からして… おそらくはこの隕石が燃え尽きながら地上に落下した際に破壊されたモノと思われます…… これは我々のあくまでも推測ですが…隕石の大きさは地上衝突亊には この五倍〜七倍位の大きさがあったのでは…と、推測されます… またこの隕石の構造からして表面の15%の物質は 最初ある程度の大きさの彗星が果てしない宇宙の何処からか飛来してくる途中に… 小規模な衝突を繰り返し拾ってきた塵のようなモノではないかと…我々は考えています 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |