《MUMEI》

「はぁッ‥はぁ‥」





やっと‥

3階に戻って来た。





にしても‥

息切れがひどい。





当たり前か‥。





ここまで、

一気に駆け上がってきた訳だし‥。





あと、

もう一息。





早く那加の所に戻らないとな‥。





「ふぅ‥」





やっとの事で病室の前に着いて、

戸を、

引いた途端。





「おっそーい!!」

「!?」





顔面に、

枕が命中。





両手が塞がってた俺は、

予想外に飛んできた枕を避け切れなかった。

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